年老いた自分の親、あるいは長年連れ添った配偶者などが死亡した場合、
相続という問題を避けることはできません。
親や配偶者が所有していた不動産、金融資産などの遺産整理を行うと、必要になってくることとして相続登記が挙げられます。
相続に関わる相続税の発生や登記に関わる書類などの申請には長短様々ですが申請期限があり、素人が一人で行うには敷居が高く感じられるかもしれません。
したがって、本来であれば司法書士などに依頼することになるのですが、
権利関係が複雑になりがちな不動産などの物件が一つもなければ、
誰にも頼らず自分一人だけで行うことも可能です。
司法書士などに依頼する場合、
登記事項証明書の取得や申請書の記載などは事務手数料として引かれますので、
経費を節約したい方にはお薦めの方法になるでしょう。
また、遺産を相続する相続人がどれぐらい存在するのかを調査することによって、
これまであまり気にしてこなかった自分の家系やその歴史を追うという楽しみができるのです。